なしなし麻雀とは一体何?ルールや注意点を例題で分かりやすく解説

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なしなし麻雀を1度やってみたい!だけど、ルールがイマイチわからない」

「友人と、なしなし麻雀をすることになったから事前にルールを知っておきたい」

「なしなし麻雀で、リャンメンで高め三色ドラドラをダマでロンしたらアガれないと言われた」

 

現在の麻雀は“アリアリ”が主流なため、なしなし麻雀のルールを詳しく知っている人は少なくありません。

なしなしで麻雀をやってみたい人、何故ダマだとロンできない場合があるのか疑問をお持ちの方はキチンとルールを把握しておきたいですよね。

 

ここでは、

  • なしなし麻雀のルールや注意点
  • なしなし麻雀で向上する雀力
  • 世間では、なしなしとアリアリどちらが強いと思われているか

 

などをまとめましたので、参考にして頂けたら幸いです。

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“なしなし”では喰いタンと後付けはできない

できない

なしなしルールは完先き麻雀とも呼ばれており、2つのことを守らないとチョンボ(ルール違反になり点棒を対戦相手に渡すこと)になります。

  1. 喰いタン(チーやポンなどの鳴きでタンヤオの役を作ること)なし
  2. 後付け(ロンやチー・ポンなどで鳴いた後に役が確定すること )なし

 

喰いタン・後付けについては次項で例題を交えて解説していきます。

喰いタンの例

なしなしでは、鳴いてタンヤオの役しかない場合はアガれません

例:喰いタン

ドラ:發:麻雀王国

二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国六萬:麻雀王国七萬:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国六索横:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国(チー)

アリアリなら上記のような喰いタンでアガれます。

しかし、“なしなし”でタンヤオのみの仕掛けをして五筒:麻雀王国八筒:麻雀王国をツモる or ロンして手配を倒した場合はチョンボになります。

タンヤオドラもアガれない

ドラがあってもタンヤオのみの場合は、ロンやツモした場合はチョンボです。

 

例:タンヤオドラ

ドラ:四萬:麻雀王国

二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国六萬:麻雀王国七萬:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国六索横:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国(チー)

ドラは役ではないからです。

役というのは、三色・一気通貫・チャンタなど手牌の決められた組み合わせのことをいいます。

後付けの例

後付けとは、ロン or ツモの時鳴いた後に役が確定することです。

なしなしでは先に役がついていない状態でロン or ツモするとチョンボになります。

 

ロン or ツモの時に役が確定する例

二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国發:麻雀王国發:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国九索:麻雀王国

この手牌でロンした時に發:麻雀王国だと発の役はつきますが、三索:麻雀王国では何の役もつきませんよね。

 

なしなしの場合は、上記の手牌でロンした場合は後付けになりチョンボです。

※この手牌はロンできませんが、ツモの場合は“ツモ”の役がつくためアガれます。

鳴いた後に役が確定する(役牌バック)

二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国發横:麻雀王国發:麻雀王国發:麻雀王国(2つ目の鳴き)九索横:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国(1つ目の鳴き)

この手牌では九索:麻雀王国を鳴いた時点で何も役がついていません。

五筒:麻雀王国八筒:麻雀王国でロン or ツモした場合は後付けになりチョンボです。

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なしなしルールの注意点

注意

なしなしルールで注意すべきことは、後付けできないため先に役を確定させる必要があります。

どの待ちでも【共通の確定役】がないとダマでロンできない

なしなしルールでダマ(リーチをしないでロンできる状態)のテンパイをしてロンしたい場合、どの待ちでも共通の確定している役が必要です。

どの待ちでも共通して役がある手牌の例

二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国五萬:麻雀王国六萬:麻雀王国七萬:麻雀王国四筒:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国二索:麻雀王国二索:麻雀王国三索:麻雀王国四索:麻雀王国五索:麻雀王国

この場合、一萬:麻雀王国四萬:麻雀王国のどちらの待ちでも平和の役がつくのがわかりますよね。

 

しかし、以下の3面待ちでテンパイしている場合は共通の役がないためロンできません

 

二萬:麻雀王国二萬:麻雀王国二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国五萬:麻雀王国六萬:麻雀王国七萬:麻雀王国四筒:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国三索:麻雀王国四索:麻雀王国五索:麻雀王国

待ちは一萬:麻雀王国三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国の3種類。

 

  • 一萬:麻雀王国:平和
  • 三萬:麻雀王国:タンヤオ
  • 四萬:麻雀王国:タンヤオ平和

待ちによって役はバラバラですよね。

このように待ちによって役が確定していない場合は、なしなしだとリーチする必要があります。

鳴く場合も共通で待ちを確定させる必要がある

シャボ待ち(バッタ)の役牌はダマでロンできない

なしなしだと、どちらも共通の役がありそうな手牌の場合でもダマだとロンできません。

 

例:共通の役があるそうな手牌

一萬:麻雀王国二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国一筒:麻雀王国二筒:麻雀王国三筒:麻雀王国二索:麻雀王国三索:麻雀王国四索:麻雀王国發:麻雀王国發:麻雀王国中:麻雀王国中:麻雀王国

待ちは發:麻雀王国發:麻雀王国中:麻雀王国中:麻雀王国の2種類です。

役牌だからダマでもロンできそうですよね。

 

しかし、“発”か“中”か役が確定していないためダマだとロンできないので注意しましょう。

鳴くと役・待ち・点数が予想しやすい

なしなしでチーやポンなどの鳴きを仕掛けると、待ち点数バレる可能性は高い傾向にあります。

なしなしでは、何かしらの役を先につける必要があるからです。

仕掛けられた牌 狙っている役
中張牌:チュンチャンパイ
(2-8の牌)
一気通貫・三色・トイトイ・一色手
幺九牌(ヤオチュウハイ)
(1や9が絡む牌)
チャンタ・一気通貫・三色・トイトイ・一色手
役牌 速い or 安い(自分がドラを持っていたら高くはない)

表も見てもらうとわかる通り、鳴いた牌で相手の役が予想しやすいため点数や危険牌もある程度予想できます。

形式テンパイだとノーテン罰符は受け取れない

なしなしルールだと、形式テンパイ(※)の場合は、ノーテン扱いになるケースがほとんどです。

(※)形式テンパイ‥役がないテンパイ

役を先につける完先き麻雀をやっているのに、テンパイ料(※)だけ受け取れたらルール的に不自然ですからね。

(※)テンパイ料‥流局時にテンパイしていたら受け取ることのできる点数

なしなしでノーテン罰符を受け取りたい場合は、麻雀を始める前に形式テンパイありのルールにしましょう。

【問題】なしなしルールでアガれる手牌?

この章では、ダマや仕掛けをした時にアガれる手牌かどうか難易度別に問題を用意しました。

解説も用意していますので挑戦してみてください!

難易度☆☆★

問題:手牌の発は暗刻ですが、パーピンを鳴いています。鳴いた時点で役はついていませんが一筒:麻雀王国四筒:麻雀王国でアガれます?

ドラ:三索:麻雀王国

三索:麻雀王国三索:麻雀王国七萬:麻雀王国八萬:麻雀王国九萬:麻雀王国二筒:麻雀王国三筒:麻雀王国發:麻雀王国發:麻雀王国發:麻雀王国 八筒横:麻雀王国八筒:麻雀王国八筒:麻雀王国

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難易度☆★★

問題:一気通貫をアガるために2副露(フーロ:鳴くこと)してテンパイしました。五索:麻雀王国でアガれますか?

ドラ:一筒:麻雀王国

一筒:麻雀王国一筒:麻雀王国三筒:麻雀王国四筒:麻雀王国五筒:麻雀王国四索:麻雀王国六索:麻雀王国 九索横:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国 二索横:麻雀王国一索:麻雀王国三索:麻雀王国

※鳴きは右から1回目とする

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難易度★★★

問題:ダマで下記の手牌をテンパイした。待ちは二索:麻雀王国三索:麻雀王国だがどちらでもアガれますか?

ドラ:九萬:麻雀王国

一索:麻雀王国一索:麻雀王国一索:麻雀王国三索:麻雀王国七筒:麻雀王国七筒:麻雀王国七筒:麻雀王国八筒:麻雀王国八筒:麻雀王国八筒:麻雀王国九筒:麻雀王国九筒:麻雀王国九筒:麻雀王国

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番外編:難易度★★★

問題:ダマで下記の手牌をテンパイした。待ちは二索:麻雀王国三索:麻雀王国だがどちらでもアガれますか?

ドラ:九萬:麻雀王国

一索:麻雀王国一索:麻雀王国一索:麻雀王国三索:麻雀王国六筒:麻雀王国六筒:麻雀王国六筒:麻雀王国八筒:麻雀王国八筒:麻雀王国八筒:麻雀王国九筒:麻雀王国九筒:麻雀王国九筒:麻雀王国

クリックして回答と解説を見る

なしなし麻雀で向上する雀力

なしなしはアリアリと比べて鳴きが少ない傾向にあるからこそ、身につきやすい雀力(麻雀の強さ)もあります。

手役作り

なしなしはアリアリに比べて手役作り(配牌で特定の役を狙いにいく技術)が身につきやすいです。

アガるために三色や一気通貫などの役を意識して狙うからです。

鳴かれた時の打牌選択

上述しましたが、なしなしは役に関係する鳴きをする・されることが多いため、仕掛けへ対して甘い牌を切ることはアリアリに比べて少ない傾向にあります。

鳴いた人を警戒するからこそ、牌を絞る技術や(※)、欲しい牌を切らない打牌選択が磨かれ流でしょう。

(※)絞る‥相手のほしい牌を切らないこと。(混一色をやっている人にほしい牌を切らないなど)

 

鳴く技術も身につく

なしなし麻雀で鳴いた場合は、他の人に警戒されてしまうためアガリにくい傾向にあります。

アガれないかもしれない‥と怖気づいても、配牌で役牌3つのドラドラがあったら仕掛けますよね。

つまり、なしなし麻雀をすることで本当にアガれるかどうか見極めて仕掛けることができるようになります。

【世間の声】”なしなし”と”アリアリ”どっちが強い?

世間の人は“なしなし”と“アリアリ”のどちらが強い方が真の強者と思っているのかをtwitterでリサーチしてみました。

結果は16人の方に回答して頂き“アリアリ”でした。16人の方々ありがとうございます!

アリアリを選んだ人が多いのは、なしなしに比べて鳴きが多く状況判断が難しいからです。

 

  • なしなしではないので、何の役を狙っているかわかりにくい
  • 点数が高いかどうかもわかりにくい
  • リーチ者と鳴いている相手がいる場合の対応が難しい など

 

このように鳴くことが増えると状況判断は難しいです。

だからこそ、世間の人は“なしなし”より“アリアリ”の麻雀が強い人こそ、真の強者だと思っています。

基本的な雀力を上げるには“なしなし”は最適!

なしなしルールをすれば以下の雀力が身につきやすいです。

  • 配牌でどう役をつけるかの手作り
  • 鳴きが入ったときの打牌選択
  • 本当に鳴くべき手牌かどうか

 

しかし、現在の雀荘のフリーではなしなしルールを採用しているところは少ないでしょう。

なしなしルールで麻雀をやりたいのであれば、ネットでプレイしてみるか友人とセットで一度やってみましょう!